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2008年10月

秋を探して

もう10月も
残すところ10日

秋深まり
紅葉が見ごろかと思ったら
そうはいかない
気候変動のせいか?

いやに赤茶けた色が目立つ
枯れた色
とでも言いたげな
山の木の葉の色

雨も少なく
雪も少量
やせ細った
川の流れ

でも
僅かながら
湧水を見つけた

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この湧水が
千歳川に流れ込む

地面から
ドボッ ドボッと湧いて出てくる
命の恵み

周りに繫る
広葉樹の木々

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命宿る水の流れ

だが
確実に
この様なな所が
失われつつある

我々人間が
そうした自然の恵みによって
生きている

ここが
もし砂漠だとしたら
どうなるのだろう

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この近くで
カーレースが行なわれると云う

小鳥がさえずり
魚が泳ぐ
豊かな森の中で

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追 悼 詩

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鄭英得霊駕よ!

李延基霊駕よ!

具然錫霊駕よ!

超龍文霊駕よ!

十五、十六歳という幼き時に
父母の懐で多くの慈しみを必要とする歳に

異国の地に強制連行され
労働を強要され
寒さに震え
空腹に辛さを侵され

父を  母を  兄弟を  姉妹を想い
涙も枯れ果てて
艦砲射撃に 病に命を奪われて
霊駕達よ!

あなた達を思うと
私は息が詰まり
胸が張り裂けるのです

仏様は
どんな小さな命ひとつも
等しく尊いものだとされたのに
その命が塵のように消されてしまいました

誰がその若さを
命を償えるというのでしょう

花を咲かせることもなく
家庭を持つこともなく

異国の地で
悔しくも命を失っただけでなく

死してなお九天を彷徨い
63年ぶりに帰郷されました

これを
嬉しいと言えるでしょうか
悲しいと言えるでしょうか?

加害者日本政府、日本企業は返還を怠り
大きく責任ある韓国政府も返還の労をとることなく
日本の良心的な宗教者と市民が
四人の霊駕をお連れ下さいました

恥ずかしさを感じつつ
この地に住む我々がやらなければいけない事を
この方々がやってくれたのです

もう一度感謝の言葉を申しあげます

63年の歳月を
涙と悲しみで過ごされたご遺族の皆様!

どんなに胸を痛め
辛かったことでしょうか

どんなにか恨みがつのり
この大地を叩いたことでしょう

いまご遺骨を抱かれて
お気持ちも僅か楽になられたでしょうか

ご遺族のお気持ちが安らかなれば
九天を彷徨った霊駕達の御心も安まるでしょう

63年、恨み続けた歳月

祖国を想い、ご両親をや兄弟を思い続け
血の涙を流しただろう霊駕達よ!

今はもうすべての悲しみを忘れて
すべての恨みを忘れて
安らかに成仏してください

今日この場に集まったすべての者が
全身全霊で極楽往生を願います
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

    大韓仏教曹渓宗  奉恩寺 住 職
    曹渓宗民族共同体推進本部 本部長
                 明  盡

2008年 2月27日 ソウル 奉恩寺 薦度斎にて

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