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2008年9月

新内トンネル

先日の新得:空想の森映画祭の後

片付けを終えた16日

帰りも狩勝峠を越えて

南富良野落合からトマムを通るコースで帰路についた。

峠の途中に,旧狩勝線(根室本線)の新内トンネルが残されていることを思い出して途中寄り道をして行くことにした。

そのトンネルは

国道から入った林道から道を辿らなければならない。

記憶にある8合目まで登って見るが山側に入る道がない

しまった

先ほど6合目に林道入口が見えた

Uターンして6合目まで戻る。

夕刻が迫っていた。

林道を下って行くと途中に矢印のある看板がある。

そこに行って初めてトンネルのあることが書かれている

右折をして車を走らせて行くと,その道が旧狩勝線の線路跡であることに気が付くであろう

道はトンネルの前まで続いている

目の前に新内トンネルは現れる

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ここが

人柱が埋められていると語り継がれているトンネルである

トンネル

手前左側に

説明の看板が建っている

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看板には

「官設鉄道十勝線(旧狩勝線)は、北海道開拓と軍事上の必要性から、
明治34年4月、落合~新得間27.9キロメートルが着工された
2ヶ所の隧道(トンネル)掘削工事を始め、その建設工事では、
枕木の数ほどの犠牲者が出たと伝えられている。
総工費は、狩勝隧道(954メートル)が34万4千円、
新内隧道(124メートル)が4万2300円を要し、
トンネル掘削工事は、固い岩盤と湧水のために困難を極め、ついには人柱まで建てて工事の進捗を図ったとも語り継がれている。
明治38年1月隧道は完成し、明治40年9月8日 十勝線(旭川~帯広間)は開通を見たのである。
以来十勝線は釧路本線、根室本線と名称を変えながらも、道央と道東を結ぶ幹線としての地位を歩んだのである。 

しかし、冬期間隧道内の漏水は氷結するなど内壁の老朽化も著しく、
しかも、千分の二十五という急勾配が連続する同線は、経済の発展と共に、
旅客、貨物輸送の効率化のため、昭和41年10月1日開通の新狩勝線にその役目を譲ることになり、60年の歴史を閉じたのである。」

と書かれている

何気なく

通り過ぎる峠に

過酷な歴史が隠されている

このトンネルを知ったのは3年ほど前

映画祭のパンフに

見慣れないトンネルがあることに気が付き調べて見た

このトンネルは,新得の駅に置いてあるガイドマップにも新内トンネルとして出ているが,何故書かれているのか、何も説明がない

映画祭の会場の

旧新内小学校に置かれている社会科副読本

我が町新得にトンネルの由来が書かれていた。

1昨年,映画祭に来ていた新聞記者が取材をしたと言われて、ルートを聞いて初めて訪れた

実は、

ひとりで朝早く探しに行って

線路跡らしき道を見つけて、随分奥まで行きながら探し出せなかった場所であった。

まさか、6合目の高さまで登らないとは思いもつかなかった処であった。

看板は、トンネルの前にしか無い

確かに

今は使われなくなったトンネルであろうが

歴史の灯を消してはいけない

北海道には、この種の歴史は各地に伝わっている

その場所を訪れて

人権が侵されてきた

歴史の重みを感じとることも大事であろう。

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空想の森映画祭

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先日の
9月13日から15日 にかけて
狩勝峠を下った
新得町新内にある
旧新内小学校跡を活用した
新内ホールで開催された
第13回新得「空想の森映画祭」に
スタッフとして出かけてきた。

新内ホールと言っても
当時の学校そのままの状態である。

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そこに
様々な工夫をして
映画祭を行う

時間が止まったような空間
小さな小学校の
思い出が
そのまま残されている

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新得と言っても
ここ新内は
駅から
10Kも離れている

サホロ高原のすぐ傍

店もなければ
食堂も無い

したがって
元職員室が
カフェに早変わり

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天井に
持参した
インドの星型の飾りに
蛍光電球を中に入れてみた

夜ともなると
この星が輝いて
古い小学校の廊下が
新鮮な感じに
変身した

まるで
子供達が
今も通い
学校祭が開かれているように

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映画祭
最近はフィルム映画が消え失せつつある
その変わり
DVDや、DVなど
ビデオカメラで撮られた映像が主流になりつつある

今年は
小池照男監督が
懐かしい8ミリ作品で
登場した

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暗闇にカタカタと回る
8ミリ映写機の音が鳴り響いた

今年は
落語家も登場した

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映画祭と言っても
映画だけ上映している訳ではない

時には
ワークショップが開かれたり
ライブも行われる

盛り沢山のスケジュールが組まれている

外では
新得・食の広場が開かれた

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今年は
お天気に恵まれ
秋晴れの祭典になった

新得に入植している
農家の人々の話も
食の広場の会場で開催された

畑作農家
牧場(牛飼い)
椎茸農家の3人が
それぞれ失敗談義などを披露
助け合いながら生きてきた過程を振り返りながら
今後の抱負などを語ってくれた

新得の人々の暮らしが
目に見えてくるような
話題満載の談義であった

空想の森
それは

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校舎の前に立つ
1本のカシワの木からも
想像される
想いであろう

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