« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月

海を越えて

63年前の
8月20日
海を越えて届けられた声がある

「皆さん これが最後です
     さようなら さようなら」

Img_0531

声の主は
17歳から24歳の若き乙女たち
樺太・真岡郵便局の電話交換手たち9人が
ソ連軍が上陸迫る中
最後の「電話の声」が伝えられた

その声の主たちは
青酸カリを飲み
自決したと

その海を隔てた
中継地
宗谷管内
猿払村の浜猿払

ここに
その声は
海底ケーブルによって
稚内、札幌に届けられた

Img_0530

Img_0529

その
浜猿払に
樺太と北海道を結ぶ
海底電話ケーブル敷き設地跡がある
丁度、海が荒れた8月20日
その地に立って見た

Img_0528

天気が良い日には
遠くサハリン(樺太)の島影が見える地に
その電話中継所跡があった。

63年前の
戦争の傷跡

碑が立っているが
国道からの
案内標識も無い

知らなければ
通り過ぎる
浜辺
浜猿払漁港がすぐ傍にあった。

「9人の乙女」の碑が
稚内公園にある。

「繰り返しては
      いけないよ~」

海の向こうから
女性たちの声が
潮風に乗って
聞こえてきたような気がした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »